世界が揺らぐとき、あなたの“中心”はどこにありますか?
今、私たちの世界は「タイムラインの分岐」とも呼ばれる大きな転換点を迎えています。
価値観、現実、そして“真実”の見え方が急速に変化するなかで、
多くの人が説明のつかない不安や、根拠のない恐れに包まれています。
けれど、スピリチュアルな観点から見れば──
それは「魂の主権(スピリチュアル・ソブリンティ)」を学ぶためのレッスンが
これまでになく強烈なかたちで、私たちに突きつけられているサインなのです。
“魂の主権”とは、何かに依存しないということ
スピリチュアル・ソブリンティとは、
「自分の内なる神性と完全に結び直すこと」。
誰かに導かれるのではなく、
誰かを盲信するのでもなく、
自分の意識そのものが“中心”であると知ることです。
けれど、この学びには時間がかかります。
なぜなら、私たちはこれまで「権威」や「集団意識」に依存して生きてきたから。
宗教、教育、政治、スピリチュアル・コミュニティさえも──
その多くが「外側の力」に安心を求めるよう、私たちを条件づけてきました。
だからこそ今、宇宙は私たちに問いかけています。
「あなたは誰の声を信じていますか?」
「あなたの魂は、何を選ぼうとしていますか?」
幻想が壊れるとき、それは“目覚め”の始まり
不安や恐れを感じるとき、
それは「現実の崩壊」ではなく、「幻想からの離脱」です。
今、多くの人が体験している“失望”や“裏切り”の感覚は、
自分の中にまだ残っていた「外側への依存」が壊れていくプロセス。
つまり、「ディスイリュージョンメント(幻滅・目覚め)」の段階です。
たとえば、
「信じていた存在が実は不完全だった」
「正しいと思っていた考え方が違っていた」
──そんな痛みの中にこそ、真の覚醒が宿ります。
それは、魂が“偽物の光”から離れ、本物の光へ戻る瞬間**。
不安の中で“平和”をつくる
多くの人は「平和」は状況が整ったときに訪れるものだと思いがちです。
けれど、真実はその逆。
平和とは、「嵐の中で静けさを育てること」。
すべてが不安定に見える今こそ、
私たちの内側で“本物の平和”が形づくられるのです。
この時期に感じる焦燥感や恐れは、
「何かを避けるため」ではなく、
「自分の内側に戻るため」の誘いです。
魂の主権を生きる人は、もはや待たない
かつての私たちは、“救い”を外に求めていました。
けれど、これからの時代は違います。
本当のスピリチュアル・マスターとは、
「何かがやってくるのを待つ人」ではなく、
“今ここ”で宇宙と共に創造する人のこと。
この地球というステージで、
どんな波が押し寄せようとも、
その波の中心で静かに呼吸する──
それが、スピリチュアル・ソブリンティ(魂の主権)を生きるということなのです。
結びに:すべての不安は、目覚めの予兆
あなたが今見ている「不安なニュース」や「混乱する現実」は、
あなたを恐れさせるためにあるのではありません。
それは、**「あなたがもう幻想を信じなくなった」**というサインです。
不安の中で呼吸を整え、
心の奥に沈黙を見つける。
その静けさの中に、あなたの魂の声が響きます。
それは、どんなスピリチュアル教師よりも確かな導きです。
“真のスピリチュアル・ソブリンティとは、
外の光に頼らず、内なる太陽を思い出すこと。”
オーストラリア在住21年の筆者が、自然療法であるホメオパシーでパニック発作を治療したところ、苦難の末、壮大な一瞥体験をし、2015年にスピリチュアルに覚醒した体験記。
”冗談だろう? 人生って、ジョークだったのか? あまりの可笑しさに、僕は笑いが込み上げてきた。 僕たちは、人生というドラマの傍観者だったのだ。でも、そこには愛が満ち溢れている。 いや、どこもかしこも、愛でギッチリ溢れているのだ。” 〜本文より〜
【こんな方におすすめ】
・自然医療に興味のある方
・悟り体験に興味のある方
・クンダリーニ覚醒に興味のある方
・スピリチュアルな浄化体験に興味のある方